本日もおこしくださり
ありがとうございます!
先日のセミナーレポートです。
「漢方の世界をのぞいてみよう ~ファーストステップ~」
まだまだ『漢方』って
苦くて…
美味しくなくて… 
しかも買わされそうで、高い!!

そんなイメージを持たれている方に、実はこうでした!をご案内するようなセミナーです。
まずは、ご用意いただいた資料です。

そして、東洋医学についての説明が簡単にありました。
お医者さまは、検査の結果だけではなく「四診(ししん)」という方法で診察していきます。

①望診(ぼうしん)
顔色や表情、態度、体型などを診る。
②聞診(ぶんしん)
声の大きさやトーン、話し方、咳の出方や痰の様子等。
体臭や口臭を嗅ぐこともあります。
③問診(もんしん)
自覚症状や、ライフスタイル、食べ物の好みなど。
仕事、月経の様子も細かくヒアリングすることも。
④切診(せっしん)
体に触れてその状態を診ます。
その目の前にいる人をよく観察し、いろんな情報を引き出すんですね~。

実際に漢方のお薬を煎じてみましたよ!

(写真はお薬を煎じる機械です)
香蘇散(こうそさん)っていうお薬です。
構成生薬(こうせいしょうやく)は

紫蘇の葉っぱや、みかんの皮や、生姜など。
(お薬として許可されているものを使用します)
私たちの生活で手にいれられそうなものですよね…!
煎じ薬の他には、エキス剤と呼ばれているもの、本来の散剤(さんざい)も登場しました。

香りを確かめてもらったり、手触りなど。

さて、煎じ薬ができてきました。
お部屋には、とてもいい香りが漂います。
(この香り、ニオイだって大事なんですよ~)

こちらを、こしてできた液体…

こちらが煎じ薬というものになります。
お茶のように、いただきます。
その時の体調によって、苦く感じたり 美味しく感じたり…
最初は、美味しくないなぁ、と思っていても、だんだんヤミツキの味に感じてくることも!(笑)
お薬が自分にあっているという事でもあるんだよ~と学びました。
他にも
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」

剤形の(くすりの形)違いを見てもらいました。
写真上より、エキス剤、丸剤、そして、本来の丸剤。
レポートできない程、なるほどね~がたくさんの講義でした。
もっともっと、漢方を身近に感じていただけたらなぁ…と。
最後に、おやつ!
食べる香蘇散?

米粉シフォンケーキ(紫蘇風味)
生姜レモンの寒天ゼリー
レモンジャムにみかんの皮パウダーをパラパラと。

「美味しい~
定番おやつにして~」と仰っていただきました。
(ありがとうございます!)
今回講師の福田先生は、次回より
「 食卓漢方 」という講座を実施してくださいます。

ひとつの素材について、フォーカスし、より詳しくお話していただきます!
7月26日(水)14:30~
「 はと麦 」
9月27日(水)14:30~
「 緑 茶 」
11月29日(水)14:30~
「 シナモン 」
以上の予定です。
興味のある方はチェックしておいてくださいね。
ちなみに福田先生ご勤務は
阪神漢方研究所付属クリニック

http://www.hansiniseikyo.or.jp/iryo/hknpo.html
最後までお読みいただき
ありがとうございました。多謝!