七十二候 日本の四季薬膳 「 第二十七候: 梅子黄 うめのみきばむ 」
二十四節気では「芒種(ぼうしゅ)」
現在は七十二候にあわせ、ブログを更新中です。
「 第二十七候:梅子黄 うめのみきばむ 」
おおよそ、
新暦の6月16日~6月20日頃まで。
6月も半ばを迎え しとしとと降る梅雨の雨が続きます。
この時季、春先に凛とした白い花を咲かせた梅が、ようやく実りの時を迎えます。
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 梅子黄 ( うめのみきばむ ) 」
梅の実が青々とした様子から、少しずつ黄色みを帯びていくころを意味しています。
「梅雨(つゆ)」の語源にはいろいろあるそうですが…
有力なひとつに「梅の実が熟す頃の雨」という説があります。
まさに今、雨とともに熟し、旬を迎える果実、が “梅” になります。
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この頃は、「梅仕事」
梅干しや梅酒、梅シロップを仕込む方も多いのではないでしょうか。
・青梅は、梅酒や梅シロップに。
・黄色く熟した梅は、梅干しや梅ジャム、調味梅などに。
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薬膳においても、梅はとても優秀な果実。
五味のうち「酸味」に属し、
気や津液(しんえき/体の潤い)を引き締め、消化を助け、汗や咳を止める働きがあるとされます。
漢方では「烏梅(うばい)」と呼ばれる生薬もあります。
これは青梅を燻して乾燥させたもので、主に下痢や嘔吐の改善に用いられます。
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また、梅干しにはクエン酸が豊富に含まれ、
疲労回復や抗菌作用があるため、暑さが増す季節にもぴったりの食材です。
本当に、昔々からの習わしってすごい!!
梅の持つパワーに着目し、丁寧に発信をしている企業さまのご紹介。
「CHOYA(チョーヤ)」さま。
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「とどけ梅のちから」というプロジェクトを展開しており、
“健康を梅から支えたい”というメッセージと共に、梅の効能や日本の文化としての梅に改めて光をあてています。
公式サイトでは
梅がもたらす健康への効果や、
産地への想いまで知ることができ、梅ファンならずとも興味深い内容‥
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また、梅酒を楽しみたいけれどアルコールは控えたい方には、ノンアルコールの「CHOYA 夏梅」がおすすめ。
暑い日のお風呂上がりや、気分をリフレッシュしたいときの一杯としてぴったりです。
ラベルもなんとなく昭和チックで可愛い!!
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(お写真はいずれも公式ホームページよりお借りしています)
そしてもうひとつ、
忘れてはならない存在が “男梅(おとこうめ)”シリーズ
こちらは
「濃い味」
「しょっぱうまい」を前面に押し出し、ガツンとくる味わいが人気。
ビジュアルも、濃い…(笑)
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お菓子、ジュース、焼酎と展開されており、特にコンビニでの人気は圧倒的!!
梅が“かわいい”和の食材というイメージから一転
強烈な個性で
実は “女性の梅好きを満足させるための梅”でもあると感じています。
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(お写真はいずれも公式ホームページよりお借りしています)
雨の日が続き、なんとなく気分も沈みがちな季節ですが…
そんな時こそ、酸味のきいた梅の力を借りて、体の中からリズムを整えていきたいものですね。
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少しだけ、丁寧に。
ほんの少し、季節に寄り添う手しごとを…
今年はどんな梅仕事をしようかな??
台所に立つひとときが、心を穏やかにしてくれるかもしれません。
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*このブログは エンタメ的にお楽しみくださいね。
下記も 参考までに
(過去記事)
↓↓↓
身体を整える食事について ~ Just feel ~ 感じる食事
レシピ
↓↓↓
湿気がたまりやすい時期に さっぱり餃子はいかが?「青じそ水餃子」レシピ ~梅雨レシピ~ ※ベジ薬膳
あなたを思う
「薬膳のおかゆ」は
こちらからお買い求めいただけます。
(現在サイトは、リニューアル中です)
(季節商品のため、発売前のものもあります)
↓↓↓
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!