占い好きの皆さまへ 粥占(かゆうら)って? 小正月の 小豆粥からひもとく 神聖な食べもの 「おかゆ」

 

おかゆ大好き
占い大好きな 私が思わずうなったこと…

 

おかゆも占いに使われていたんですかっっ!!!

 

 

 

粥占っ??

かゆうら??

 

 

 

 

 

 

 

本日もおこしくださり
ありがとうございます。

 

 

 

いつもブログをご覧いただき感謝しております。

 

 

 

 

 

 

1月もなかば…

小正月がやってきますね。

 

行事食として登場するたびに、
なぜか ときめいてしまう おかゆ!!

 

 

 

 

 

 

 

小正月には
小豆を混ぜて炊いたお粥を食べる風習がありますね。

 

 

 

 

 

「小豆粥」
「十五日粥」ともいわれて、

 

神社によっては御粥神事として、参拝者に小豆粥のふるまいが行われます。

 

 

 

 

 

 

なんで小豆粥?

これは、
“ 小豆の赤い色が邪気を祓う”と考えられていたのに由来しているから。

 

 

 

 

 

 

 

約一週間前の
「七草粥」よりも 伝統的な食べものようです。

 

 

 

 

 

 

 

清少納言による随筆「枕草子」
日本最古の日記文学「土佐日記」にも記述があることを発見しました。

 

 

(七草関連では)

「七日は、雪間の若菜、青やかに摘み出でつつ、例は、さしも、さる物、目近からぬところに、持て騒ぎ…」(枕草子)

「七日の若菜を、人の、六日に、持て騒ぎ、取り散らしなどするに…」(枕草子)

 

 

 

青々とした若菜を
普段は目もくれないのに
御殿の中で大騒ぎしてるみたいね… いとをかし(笑)

 

 

と、
ふくみ笑いを  かもしだしておりますが(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(小豆粥関連では)

「十五日。今日、小豆粥煮ず。口惜しく…」(土佐日記)

「十五日は餅粥の節供参り…」(枕草子)

 

 

 

一月十五日なのに小豆粥を食べられなかったと悔しがっている様子。


十五日は望月の日だから、

餅粥の節供参りに…という表現により小豆粥が習慣化しているのが分かります。

 

 

 

 

 

※望月
陰暦十五夜の月。満月のこと。狭義に陰暦8月15日の夜の月
年中行事の指標と小正月、盆、名月などの行事が知られる。

 

※望粥(もちがゆ)が転じて餅粥

 

 

 

 

 

 

 

 

なによりも
小豆粥を用いて

「粥占(かゆうら)」という占いをおこなっていたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

占いの方法はいろいろあったようですが…

 

 

煮え上がったお粥の中に
竹筒などの棒(粥杖 かゆづえ)を入れてかき回す

 

 

↓↓↓

 

 

棒についた米粒や小豆の数で占う…

 

 

 

↓↓↓

 

 

 

 

数で、
何を占う??

 

 

 

出来る
(お付き合いする)

男の数??(爆笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに
占われる内容は 天候や作物の豊凶でした。

 

 

 

 

 

 

 

えぇ。
神事として行っていたので。

もちろん、そうでしょう(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

粥節供という言葉が残っていることからも、


粥は実に!!

神聖な食べ物だったのですね。

 

 

 

 

 

 

 

恋愛占いに使わないように…

 

 

 

 

いえ。

私はひっそりと、
自身のお茶碗のなかの粥をかき混ぜてみますわ(笑)

 

 

 

 

皆さまは
小豆粥にて無病息災を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いっそ粥占に使ってみる?
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。

 

 

 

 

 

 

漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました!