七十二候 日本の四季薬膳 「 第七候:蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく」
二十四節気では「啓蟄(けいちつ)」 。
啓蟄の「啓」は開く・開放を、
「蟄」は虫の冬ごもり のことを意味し、春の訪れに向けて虫たちが土から出てくる様子を表現しています。
その初候が
「 第七候:蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく」
おおよそ、
新暦の3月05日~09日頃まで。
だんだんと春めいて
芽吹きの次は、虫が動く…
本日もおこしくださり
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「 蟄虫啓戸 (すごもりむしとをひらく) 」
植物の芽吹きのあとは
いよいよ虫が動きだしますね。
しかも、この「 蟄虫啓戸 」の意味には
大地が暖まり、
冬眠していた蛇やカエルや虫たちが地上に出てくる時期ともあり‥‥
イメージ画像を探そうとしたら、
かなりグロテスクなカエルさんや、蛇が出てきて…
いや、ミミズもあったりで‥‥(汗)
せめて、このイメージで。
さて。
私たちも身体を目覚めさせることが大事。
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冬はどうしても「こもる」性質があるため、体内にも老廃物が溜まりやすい時期。
それをデトックスし、
スムーズに春のエネルギーに移行できるようにするのが 苦味の役割です。
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冬眠からの目覚めを助ける代表的な山菜
「ふきのとう」はいかがでしょうか?
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ふきのとうの
ひょっこり加減が
先ほどのカエルと似ている…
╲ ひょっこり…/
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春は「肝(かん)」を養生することが大切と言われています。
寒さによって冬に溜まりがちだった老廃物…
暖かくなってきたので、分解して解毒しようと肝の働きが活発になり、肝に負担がかかります。
蕗の薹(ふきのとう)には
春の時期に養いたい「肝(かん)」の働きを助けてくれる作用があり、
苦味の食材なので、
体にこもった余分な熱をとってくれる効能が期待できます。
この独特の苦味と香りが胃腸の働きを良くするとも言われています。
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この苦味が春のお楽しみ!!
体の目覚めを助ける食材「蕗の薹(ふきのとう)」を食卓にとりいれてみてくださいね。
早春の手しごと。
定番の「ふきのとう味噌」
(色変わりが早いので、こんなキレイな緑色が再現できたらいいな…)
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「ふきのとうの天ぷら」
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あぁぁ。
この苦味をうけいれられたなら
あなたはすっかり大人!!!
そして春への目覚めの準備ができてる証拠かも??
╲ やーーーー /
(かけ声違う??)(笑)
下記も 参考までに
(過去記事)
↓↓↓
“おかゆ” は歴史ある食べものでした! お米を美味しく、病気の治療にまでも使われていたなんて!!
春の 気持ちの高ぶりからくる 眠れないあなたに… 新緑の季節に ゆるっと のびのび リラックス
そして…
春のイライラには
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!