七十二候 日本の四季薬膳 「 第二十九候: 菖蒲華 あやめはなさく 」
二十四節気では「夏至(げし)」
一年で最も昼の時間が長くなる期間ですね。
現在は七十二候にあわせ、ブログを更新中です。
「 第二十九候:菖蒲華 あやめはなさく 」
おおよそ、
新暦の6月26日~6月30日頃まで。
この「あやめ」は
端午の節供に登場する細長い葉の「菖蒲(しょうぶ)」ではなく、「花菖蒲(はなしょうぶ)」を指すといわれています。
雨が多いこの時期に
しっとりとした空気の中、ひっそりと咲く花菖蒲。
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 菖蒲華 ( あやめはなさく ) 」
花菖蒲は江戸時代に園芸植物として広く品種改良され 多くのバリエーションが誕生しているそうです。
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「いずれあやめか杜若(かきつばた)」という言葉をご存知でしょうか。
これは、
「どちらも優れていて選びがたい」という意味を持つ言葉。
姿形が似ているため、見分けが難しく
またその美しさも甲乙つけがたいことから、このような表現が生まれました。
杜若(かきつばた)
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菖蒲(しょうぶ)
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そして
あやめ(花菖蒲)
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もう全部一緒やーーーーんって叫びたい!!(笑)
咲く時期や、場所で見分けることができます。
そんな迷いを楽しむような(笑)季節にご紹介したいのが、「赤紫蘇」
初夏から梅雨にかけて出回る赤紫蘇は
紫がかった鮮やかな赤色と、さわやかでキリッとした香りが特徴的ですね…
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梅干しやしば漬け、ゆかりなどに使われ、
季節の手しごと「赤紫蘇ジュース」としても親しまれています。
あの透き通るようなルビー色のジュース。
見た目にも涼しくて
蒸し暑い季節の身体をやさしく癒してくれます。
もう今年の分、作られましたか?
(まだ、赤紫蘇出まわってませんでした??)
スーパーにて注目してなかったです^^
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薬膳では
気の巡りを良くしたり
食欲を増進させる効果が期待できたり
胃腸を整える、
発汗を促し、風邪の初期の邪気を追い払ってくれます。
生薬でも
「蘇葉(そよう)」もしくは「紫蘇葉(しそよう)」という名前で知られています。
しそには種類が多くありますが
大きく「青しそ」と「赤しそ」に分けられます。
料理で使われる機会が多いのは青しそですが、漢方に主に使われているのは赤紫蘇なんです。
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関西、地元では
茨木市中山間部の見山地域の特産「赤紫蘇」が有名です。
収穫は、6月上旬から始まり、7月上旬頃までで、今では地域のブランド野菜として定着しています。
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私も過去にいただきました。
「見山赤紫蘇サイダー」
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(お写真は公式ホームページよりお借りしています)
雨音を聞きながら、花菖蒲の咲く庭を歩くような気持ち…
お花の
「紫」
赤紫蘇の
「紫」 がリンク。
季節の不調をそっと癒してくれる赤紫蘇を、
ぜひ 暮らしに取り入れてみてくださいね…
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赤紫蘇の鮮やかな色が、雨の季節を少しだけ軽やかにしてくれますように。
*このブログは エンタメ的にお楽しみくださいね。
下記も 参考までに
(過去記事)
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レシピ
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湿気がたまりやすい時期に さっぱり餃子はいかが?「青じそ水餃子」レシピ ~梅雨レシピ~ ※ベジ薬膳
熱を冷まして巡らせる 「 トマトのみょうがマリネ 」~氣血巡りレシピ~ ※ベジ薬膳
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!