七十二候 日本の四季薬膳 「 第三十一候: 温風至 あつかぜいたる 」
二十四節気では「小暑(しょうしょ)」
現在は七十二候にあわせ、ブログを更新中です。
「 第三十一候: 温風至 あつかぜいたる 」
おおよそ、
新暦の7月07日~7月11日頃まで。
南から吹く湿った熱風。
「温風至(あつかぜいたる)」とは、
ちょうどこの頃に吹き始める 白南風(しろはえ)を指します。
それまで空を覆っていた黒雲が消えて
空がぱっと明るく、白く、夏の色に変わる頃。
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「 温風至 ( あつかぜいたる ) 」
空が 明るく夏の色に変わる頃。
風は湿気とともに、熱を含みはじめますね…
季節はいよいよ、夏本番!
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さっそくですが…
今回ご紹介するのは、今がまさに旬の「トマト」です。
太陽をいっぱい浴びて育ったトマトは
まるで夏の陽射しをそのままうけた 赤!!
冷やしても、じっくり加熱しても、爽やかで旨味にあふれています。
個人的には
やんわりと加熱したトマトが大好きすぎます…^^
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種類は実に多彩で…
大玉の「桃太郎」は日本の食卓でもおなじみです。
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「アイコ」や「ミニキャロル」などのミニトマトは、
甘みがぎゅっと詰まっていて、おやつ代わりにもなるほどの美味しさ。
最近では、黄色やオレンジのカラフルトマトもよく見かけます。
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そして…
この時季におすすめしたいのが「飲むトマト」
そのまま味わう「トマトジュース」
塩入り・無塩・果汁ミックスなど、種類も豊富。
朝の一杯に取り入れれば、熱中症予防にも効果的で、身体の内側から潤い、夏のほてりを鎮めてくれます。
お酒好きな方には「レッドアイ」
ビール+トマトジュースのカクテルで、さっぱりした飲み口が特徴。暑い夜の晩酌にもぴったり。
最近では、トマト味の缶チューハイなども増えてきて、ちょっとした話題になっています。
火照った身体を冷やし、胃腸を労わりながら美味しくいただけるのがトマトの魅力です。
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(こちらの画像は、アサヒビールの公式ホームページよりお借りしています)
薬膳の世界では、
トマトは 身体を冷やす食材に分類されます。
・身体の熱を冷ます
・潤いを与えて喉の渇きを癒す
・胃腸の働きを高め、消化を助け、食欲を増進する
という効能があり、まさに「暑さに向かう身体を整える」にはぴったりの食材。
ただし、
冷え性の方やお腹の弱い方は、食べすぎに注意し、加熱調理で穏やかに摂るのもおすすめ。
例えば、
トマトのスープや、炒めものなど、温かい料理でもトマトの力をしっかり活かすことができます。
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夏の始まりは、風の色が変わるとき。
熱風でさえも、豊かな自然のめぐみを運んできてくれる大切な季節の便り。
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そんな風に感じられるような、心と身体の余裕を持ちたいものです…
夏の赤!!
トマトを食卓やグラスに取り入れて、涼やかで健やかな毎日をお過ごしください。
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*このブログは エンタメ的にお楽しみくださいね。
下記も 参考までに
(過去記事)
↓↓↓
「氣」の消耗にご用心! 夏の熱中症予防にしっかりとした睡眠を…
レシピ
↓↓↓
熱を冷まして巡らせる 「 トマトのみょうがマリネ 」~氣血巡りレシピ~ ※ベジ薬膳
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!