世にも美しい紫雲膏が出来上がりました!
本日もおこしくださり
ありがとうございます!
先日のイベント!
「紫雲膏(しうんこう)」手づくりワークショップ のレポートです。
まず、紫雲膏(しうんこう)は、漢方のぬり薬とあって、その存在を知らない人も多い・・・
ちょっとマニアックな講座?(笑)です。
で、受講してくださった方々も 様々な分野の方がいらっしゃいました。
看護師さんに、薬膳の先生方、食にこだわる方々、アロマサロン経営の方、
そして雑貨販売のお友達や、町屋経営者さま など~。
皆で組んだら、また面白そうな講座ができそう!
そんな集まりとなりました!
ではでは、ワークショップスタートです!
紫雲膏は、下記の3つ と 胡麻油 より作っていきます。
手前より、ミツロウ・紫根(しこん)・当帰(とうき) という生薬です。
先生のお話スタートと同時に、胡麻油を熱していきます。
机 中央のお鍋で、加熱スタート!
そして、お薬の歴史から…
実は… な、ネタがたくさんありましたね
皮膚全般につかえるお薬とあって、内容の濃い質問が飛び交いました。
さて、胡麻油が180度~230度あたりで、生薬の当帰をいれます。
「当帰フライ が出来上がっております~(笑)」
↓
取り出した当帰は、食べられます。
ポリポリ…と、スナック感覚で。
セリ科の植物とあって、香りはいいのですが・・苦い
少し温度が下がったところで紫根 投入!
鮮やかな紫色に、歓声があがります。
わぁ~!
お次は、ミツロウ ですよ~!
出来上がったものは、ガーゼで濾して容器につめます。
とても美しい紫色、これ…
「桔梗色?」「杜若色(かきつばたいろ)?」「茄子紺(なすこん)?」
日本の伝統色~
個人的に、最もテンションが上がった瞬間です(笑)
少し固まってくると・・・
完成~!
で、ふと顔を上げると、皆さん必死に手や腕を動かして・・・
写真左に注目~
やかんに、手を突っ込む!!!
あっ!
底に、たまった紫雲膏が もったいなくて・・・(笑)
皆さん、その場で手に腕にすりこみ、すりこみ・・・
(笑) (笑) 私も、やります
気持ち、大いに分かります~
さて、おやつは
「米粉のシフォンケーキと、お豆腐のババロア」
薬膳ブレンドティー「 凛~RIN~」
皆様に ほっこりしていただきました
当日、丁寧にレクチャーくださった 福田先生 ありがとうございます!
さすが薬剤師さんとだけあって(生薬に精通してらっしゃいます)、専門的な質問にもしっかりお応えいただきました。
先生は、普段は尼崎にある 阪神漢方 研究所付属 クリニック にいらっしゃいます。
こちらでも、勉強会や漢方相談会など開催されているので、のぞいてみてくださいね。
(要予約)
http://www.hansiniseikyo.or.jp/iryo/hknpo.html
受講いただきました皆様お疲れ様でした~。
「紫雲膏」がなくなった頃に、再集合?ですね
最後までお読みいただき
ありがとうございました。多謝!