「食べる前に飲む!」だけじゃない!
本日もおこしくださり
ありがとうございます!
胃が痛い…の症状に。
「気」に働きかけ…
温めて、機能を改善させる。
「 安中散 (アンチュウサン)」
「 なんだか胃が刺すように痛い。ちょっと吐きそうで気持ちが悪い。胃になにか残っている気がする時などに。 」
お薬の名前が、五十音順の「あ」から始まっているので、覚えるのも早い方剤です。個人的にね。(笑)
安中散の名前がそのまま薬効を表していて…
お腹(中)を安らかにして消化機能を改善する 意味により命名されました。
実はクリニックでもよく出ているんです。
冷たいものの摂りすぎ注意ですよ。
配合生薬ですが、
桂皮、茴香、縮砂、良姜 などなど。
7種類の生薬で構成されているのですが、うち5種が全て芳香性健胃薬の働きがあるんですね。
おなじみの スパイスもあり、なんだかカレーのようですね。
香りで、気を巡らし 温める。
このお薬は、冷えて痛みがひどくなる生理痛にも使えるんですよ!
年末の忘年会シーズンによく目にする
「食べる前にのむ!」
~大正漢方胃腸薬~
本当は、服用しなくてもいいように自分自身で“食べるモノ、量”に気をつけてほしいんですが…
この胃腸薬は、
安中散(アンチュウサン) と
芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ) ミックス漢方です。
芍薬甘草湯については、また詳しく解説しますが、筋肉の引きつりや、緊張を緩やかにといていく お薬なんです。
つまり、この薬は
気を巡らし、お腹を温め、痛みで緊張している胃部をほぐし、機能改善というわけ。
よくできているお薬です
ちなみにこちら…
~太田胃散~
こちらも独自配合で、たくさんの芳香性生薬が使われていました。
香りは、本当に私たちの体に影響を与えるんですね~
日々の暮らしでも、上手く活用したいものです。
高齢の方や虚弱体質の方には作用が強すぎる事もありますのでご注意ください。
既にお医者さまの治療を受けている方などは事前に相談してくださいね。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。 多謝!