“おかゆ” は歴史ある食べものでした! お米を美味しく、病気の治療にまでも使われていたなんて!!
おかゆは、古い食文化のひとつで
紀元前1世紀ごろからの歴史があるとされています。
米作りをしていた日本人なので
当然といえば、当然な食習慣なのですが… ね!
本日もおこしくださり
ありがとうございます!
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さて、米文化の日本ですが
どうやって根付き、親しまれてきたのでしょうか??
調べてみましたのでご紹介いたします!
まず、お米が日本に渡ってきたころ
調理法としては
「煮る」がメインだったようです
「煮る」はおかゆなのですが
現在のおかゆよりも固く炊かれていたようです。
つまり、今のご飯的な存在です。
のち「蒸す」方法に。
これは おこわのような存在。
「強飯(こわめし、こわいい)」と呼ばれています。
弥生時代だそうです。
以降、「炊く」へと。
しばらくは、窯(かま)で煮る方法にもどり
つまり 固く煮たご飯(固粥)=おかゆが主流
後に
平安時代の末期に
「炊いたご飯」へと表現方法が変わり
さきほどの
「強飯(こわめし、こわいい)」に対して
やわらかいので「姫飯(ひめいい)」と呼ばれるようになりました。
今のスタイルが確立するまで
随分と歴史がありますね。。。
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おかゆが「飯」と呼ばれるようになり…
現代の私たちがおもう
「おかゆ」
医食同源の考え方により、病気の治療にも使われていました。
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当時は、医療の知識が未発達
病気になると食事が摂れなくなることも…。
で
おかゆ。
消化吸収が良い食べ物が重宝され、
病気の治療にも使われるようになりました。
昔々の
「傷寒論(しょうかんろん)」には
おかゆが治療に使われることが記述されています。
(治療の手助け)
傷寒論は
漢方医学の基本的な古典教科書のひとつ。
古代中国で広く使用されていた伝統的な医学書です。
ちなみに話は少しズレますが
「米」については
元気を増して喉の渇きを止め
血液の循環をよくして内臓の働きも活発にし
胃腸を補い、筋骨を丈夫にすると…
気・血・水(きけつすい)の
元気を増して
血液の循環をよくし
胃腸を補い…
(消化吸収アップ!)
つまり水の動きをよくする…と。
╱
すごいぞ!
お米!!
╲
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おかゆにもどると…
時代とともに
甘く味付けされた八宝粥
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効果効能を期待した薬膳粥
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白ご飯のかわりとなる
シンプルな白がゆもふくめ
「傷寒論」記載のように
病気や
妊娠中の女性の食事としてもすっかり親しみのある存在に。
少量で満足でき
消化吸収に優れるという特徴から
ダイエットや健康にもよいとされていますね!!
おかゆは
日本の歴史に根付いた食文化であって
現代においてもなお親しまれる食べ物。
どうぞ、皆さまの食卓でも
おかゆを登場させてくださいね!!
長寿の秘訣
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!