七十二候 日本の四季薬膳 「 第三十五候: 土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし 」
二十四節気「大暑」の次侯にあたります。
ちょうど夏の真ん中を迎える季節です。
現在は七十二候にあわせ、ブログを更新中です。
「 第三十五候: 土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし 」
おおよそ、
新暦の7月28日~8月01日頃まで。
空気が重く感じるほど湿度が高く、蒸し暑いですね…
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 土潤溽暑 ( つちうるおうてむしあつし ) 」
“溽暑(じょくしょ)” とは、
湿気をたっぷり含んだ蒸し暑さのこと。
地面は梅雨の水分を含み、その上から照りつける太陽の強さが、
まるで大地全体を湯気立たせるように感じられる季節です。
╲ あつい… /
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この頃は、梅雨明けの知らせが届き、本格的な夏の訪れを告げる頃。
空は白くまぶしく、
蝉の声が響き渡り、
汗がじっとりと肌にまとわりつくような毎日が続きますね…。
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そんな中で、古くから人々の身体と心を癒してきた夏の風物詩といえば
やっぱり!!!
「すいか」 です。
まるで身体がうるおっていくような感覚
90%以上が水分でできているすいかは、夏の水分補給にぴったりの果物。
太陽の下で育ったこの果実は、
甘くてみずみずしく、しかも体に熱をこもらせない、まさに夏の自然の恵み。
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すいかは「寒性」の食材とされ、身体にこもった熱を冷ましてくれます。
また、
潤いを与え、喉の渇きを癒し、余分な水分や熱を排出し、むくみの改善にも効果的。
つまりは!!
身体の熱感をとりのぞき、潤しながら、余分な水分も出してくれます。
本当に、自然の恵みってよくできてる!!って思います。
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また、皮の白い部分には
「西瓜翠衣(せいかすいい)」という生薬名がついていて
漢方では解熱や利尿薬としても使われることがあります。
スイカは、実も皮も余すところなく、身体にやさしい果物。
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最近は、果肉が黄色い「黄色すいか」も、よく見られるようになりました。
リコピンの影響により
濃厚で甘みが強い特徴の、赤いすいか
対照的に、黄色いすいかは爽やかで上品な甘さが特徴です。
一般的には、甘味の中にさっぱりとした後味…と表現されています。
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切って冷やして食べるだけでなく
果肉を凍らせてシャーベット
すいかジュースにして、ドリンクとして楽しむ。
(とっても、おしゃれです 笑)
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すいかの時間は
身体にも、心にも涼しい思い出をもたらしてくれます。
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「土潤溽暑」は、夏の本番を告げる候。
肌にまとわりつくような湿熱の日々。
だからこそ感じられる 自然の、涼…
すいかで心身をリセット!
本格的な夏の道のりに備えて、ひと呼吸つきましょう。
あぁ。
こんな風景はあこがれです‥‥
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*このブログは エンタメ的にお楽しみくださいね。
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「氣」の消耗にご用心! 夏の熱中症予防にしっかりとした睡眠を…
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!