七十二候 日本の四季薬膳 「 第九候:菜虫化蝶 なむしちょうとなる」
二十四節気では「啓蟄(けいちつ)」
「 第九候:菜虫化蝶 なむしちょうとなる」
おおよそ、
新暦の3月15日~19日頃まで。
漢字のとおり
青虫が羽化し、さなぎから蝶になる季節。
あの…
青虫さんが素晴らしい変容をとげられるわけであります…(笑)
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本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる) 」
青虫が、やがてさなぎとなり
ついに蝶となって羽ばたく。
風が強く吹く最近ではありますが…
移ろう季節のなかで
あの青虫くんが…
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もりもり食べて
うろうろ動き回って 蛹(さなぎ)になる場所を探す。
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あんな
マッチョな青虫くんから
繊細な身体へ変身!!
羽ばたく蝶へと…(笑)
変化を恐れず、姿を変えていく自然の営み。
私たちの心や体にも、どこか通じるものがあるのかもしれませんね。
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そんな蝶が飛び立つころ
畑には、たくさんの黄色い菜花が咲きます。
菜の花は、アブラナ科の若い花芽(はなめ)
寒い冬をじっと耐え、春の陽気を浴びて一気に花開く姿…
冬眠していた体が目覚めるようなエネルギーを感じます。
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実際、薬膳でも
・解毒作用
・血の巡りを良くする
・腫れや、むくみをとる
・おでき・吹き出物ができやすい、産後の回復期に。
氣血の巡りを良くして、老廃物を取り除くイメージです。
春の気候に立ち向かうには 味方となってくれる食材のひとつ。
菜の花
(食用)
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もう一点
食材を紹介させてください。
そら豆
時季的には、もう少し先ですが
弱っている消化器系の働きを高め、
食欲不振や倦怠感、むくみの改善に効果があるといわれています。
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なによりも
このカタチ…
先述の
変化変容中の
「蛹(さなぎ)」に似ているから…(笑)
ふっくらとした鞘(さや)の中でじっくりと成長し、まるで青虫がさなぎの中で変化していくよう。
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春は、変化の季節。
この時季の食べ物をうまく取り入れて、
心と身体も春のリズムに合わせていきたいですね。
というわけで
今回の食材は
“ 菜の花 ”と “そら豆 ” を紹介いたしました。
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*エンタメ的にお楽しみください。
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下記も 参考までに
(過去記事)
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“おかゆ” は歴史ある食べものでした! お米を美味しく、病気の治療にまでも使われていたなんて!!
春の 気持ちの高ぶりからくる 眠れないあなたに… 新緑の季節に ゆるっと のびのび リラックス
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自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
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ありがとうございました!