七十二候 日本の四季薬膳 「 第十候:雀始巣 すずめはじめてすくう」
二十四節気では「春分」となりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざ。
春のお彼岸は「春分の日」を中日として前後3日間で、この計7日間が「お彼岸」の期間とされています。
この春の彼岸が過ぎると、寒さも和らいで暖かさを感じられる日が多くなると言われています。
「 第十候:雀始巣 すずめはじめてすくう」
おおよそ、
新暦の3月20日~24日頃まで。
雀が巣をつくりはじめる頃。
枯れ葉や、藁を集めて 山の中ではなく、人家の近くで暮らし、人工物に巣を作ります。
2月くらいからペアになり、
3月から8月にかけて巣作りをして子育てをするそうです。
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昔はよく見られていましたが
最近では すっかり機会が少なくなったような気がします。
それだけ町が整備されてしまったのか…
本来は人家の近くでの生息が、山里にかえってしまったのか…
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 雀始巣 (すずめはじめてすくう) 」
カップルになった 雀が 巣作りをはじめます。
実は、雀は 「繁栄」と「幸運」の象徴とされていて、スズメが巣を作る行為は、物事が順調に進む兆しとされています。
見かけたらラッキーじゃないですか?
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さて。
そんな雀より、インスパイアされたのが
新玉ねぎ!!
市場では とっくに私たちを楽しませてくれますね。
色合いが「雀」っぽくないですか?(笑)
左側が「新玉ねぎ」
右側が「通常の玉ねぎ」です。
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新玉ねぎは春先だけ出回る早生種のこと。
皮が薄くて中は真っ白、見るからにみずみずしいですね。
やわらかく辛味が弱いので生食向けだと思います。
血液をサラサラにする働き、抗菌作用も期待できるので、この時期のカゼ対策にもおすすめです。
薬膳でも
身体を温め、
血の巡りを改善し、胃腸の働きを調和させます。
せっかくなので “生” でいただきたいですよね…
サラダや酢の物
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シンプルに
丸ごとスープも美味しそうな…
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余談ではありますが
淡路島に玉ねぎのオブジェがあるのをご存知でしょうか?
#おっ玉葱
(おったまねぎ)
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日本のおへそ!!とも言われる
淡路島に訪れた際には、ぜひ 玉葱愛を表現してみてくださいね。
というわけで
今回の食材は
雀色(すずめいろ)からの、新玉ねぎでした!
*エンタメ的にお楽しみください。
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下記も 参考までに
(過去記事)
↓↓↓
気温上昇の間に 心にとめておきたい身体へのルール ~温めて整える~ 春から夏への季節の合間に
春の 気持ちの高ぶりからくる 眠れないあなたに… 新緑の季節に ゆるっと のびのび リラックス
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
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ありがとうございました!