七十二候 日本の四季薬膳 「 第十六候:葭始生 あしはじめてしょうず 」
二十四節気では「穀雨」となりました。
恵みの雨が
地上にあるたくさんの穀物に、
水分がため込まれ、元気に育つよう、しっとりと降りそそぐころとなります。
田畑を 潤してくれる雨。
現在は七十二候にあわせ、ブログを更新中です。
穀雨の初候
「 第十六候:葭始生 あしはじめてしょうず 」
おおよそ、
新暦の4月20日~4月24日頃まで。
水辺の 葭(あし)が芽吹く頃。
雨を受けて水草などの水生植物も一気に成長しますね。
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 葭始生 ( あしはじめてしょうず ) 」
「穀雨」の頃となり、
葭(あし)が芽吹き始める季節を迎えました。
水辺に新しい命が顔を出し、初夏へ向けて少しずつ生命力が満ちていく様…
春から初夏にかけて…
自然界ではさまざまな植物が芽吹き、動物たちが活動を開始する…
その若々しい力をいただくことで、私たちの体も季節に適応しやすくなります。
そんな葭(あし)の芽吹きを見ると、
どこか山菜の「わらび」とも似ているように感じませんか?
すっと伸びる細長い姿は、どちらも生命力にあふれていますよね。
まっすぐと‥‥
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こちらが
「わらび」です。
↓↓↓
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そんな季節にふと味わいたくなるのが
和菓子「わらび餅」です。
(だって、同じ わらび だもん… ^ ^)
その透明感のある涼しげな見た目と、
ぷるんとした食感が魅力的ですよね!!!
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わらび餅の名前にある
「わらび」ですが、
実は、そう…
春の山菜の「わらび」!!!!
この根から採れる「わらび粉」を使ったわらび餅は、本物志向の和菓子として知られています。
そう。
ごく少量のわらび粉
わらびの根っこを掘り起こし、
洗浄・粉砕・精製を経て抽出したでんぷんを乾燥させるという工程だそうです。
手間がかかるし、少量しか とれないために
先述のとおり 「本わらび」として、高級品なのでありますよ。
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見かけによらず…
なかなかの実力の持ち主の 春の山菜「わらび」ですが(笑)
薬膳的効能としては
・余分な熱をとり、身体の水分を排出する
昔々の専門書に記載されているのが
“ 水道(体内の水の経絡)を利す ”と あり、水分代謝を良くしてくれます。
また、この季節の
こごみ、たらの芽、たけのこなども解毒する食材です。
春の新芽を食べることによって、余分なものを取り去ってくれるのです。
デトックス作用の効果が強いので、摂りすぎには少々注意が必要ですね…
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水辺に新しい命が芽吹き、生命力が満ちていくこの季節。
涼しげな「わらび餅」をいただきながら
自然の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。
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私的には
「山菜そば」も捨てがたい‥‥(笑)
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「あぁ、美味しそうな…」
*このブログは エンタメ的にお楽しみくださいね。
下記も 参考までに
(過去記事)
↓↓↓
春の 気持ちの高ぶりからくる 眠れないあなたに… 新緑の季節に ゆるっと のびのび リラックス
気温上昇の間に 心にとめておきたい身体へのルール ~温めて整える~ 春から夏への季節の合間に
あなたを思う
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!