いろはな創業ストーリー その②~悩みの共有できる場所が欲しかった そして漢方との出会い~
こんにちは。
本日もおこしくださり、ありがとうございます。
巡りごはん いろは 鍋谷みちこです。
創業ストーリー① ~普通の幸せな家庭が夢でした~ の続きです。
~悩みの共有できる場所が欲しかった、そして漢方との出会い~
=結婚して、約3年 そろそろ子どもを…と思ってもなかなか授かりませんでした。=
毎朝計る基礎体温。
しかし毎月、体温を示す数字はあがることなく 生理が来るたびに涙…。
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実際の基礎体温表、子宮鏡の検査も受けました。
友達にも相談できず、一人で抱え込んで…。お正月の親戚一同の集まりもイヤ…
「家族が増えました!」そんな年賀状も見たくない。
自己嫌悪の塊で、どんどん自分を苦しめていました。
悩みを分かちあえるのは携帯のサイトで。
同じ立場の女性が考えていることや、思い抱くことの投稿を見ては布団にくるまって また涙… 眼を腫らす毎日。
原因不明といわれ、深い闇のなかにいるようでした。
そんな時に漢方との出会いが。
通院している病院で聞こえたアナウンス!
私の一人前の方に
「○○さ~ん はい、今日漢方出しておくね。」会計窓口から聞こえた。
(確かに!)
「んんっ? 漢方? へぇー 漢方も不妊治療に効くんや…」
ホルモン剤を服用、排卵を誘発する注射もしていました。
不自然なお腹のハリ、排卵の痛みに疑問を感じていたんです。
何箇所もの腕の注射の跡をさすりながら思いました。
「私に漢方は合うのかな?」
その帰りに本屋さんに立ち寄りました。
忘れもしない『わかりやすい東洋医学』という本を立ち読み!
「なにコレ!めっちゃ面白そうな世界やん!」
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どんどんと漢方の世界にのめりこんでいきました。
と、
同時に漠然と不安を感じていた不妊治療。
正直このまま治療を続けることに戸惑いました。
いちかばちかの世界にお金をかける勇気がなかった。
そういえば…
「鍼にも興味があったんだけどね・・・」
新婚当初の主人の言葉。
おなじお金を使うならと、
①このまま不妊治療を続けていく。
②主人が鍼灸学校に通い、鍼灸師になる。
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私は、大事な人生の選択を主人にまかせた。
(笑)
数日後の夕食前のひととき。
目の前に置かれた 振込用紙の金額欄には「0」がズラリと並ぶ。
― キターっ!―
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「うわっ! 高っ!」
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あまりにもの 「0」の行列にびっくりというか…
自分から提案したにもかかわらず、往生際が悪い。思わず苦笑い。
主人が鍼灸師への道を歩んだことで、漢方・東洋医学の世界に更に興味を持った。
赤ちゃん、あきらめるのではなく、少し忘れよう。
「毎日の食事も変えてみよう。」
「もっと働かないと。もっと知りたい、勉強したい…」
スケジュールには、予定がびっしり書き込まれていきました。
後に登録販売者・介護福祉士の資格を取得。
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「よし!やるで!」
前向きにスイッチが入った。(2009年)
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