朱(あか)に染まるは、うるおい軟膏! 紫雲膏ワークショップが終了しました。
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
レポート!
「漢方外用薬『紫雲膏』をつくりましょう」
皆で、材料費を持ち寄って…
魔法のお薬…『紫雲膏(しうんこう)』をつくるワークショップ
紫雲膏は、主に 「火傷、痔、きず…」などに処方されますが、ひび、あかぎり、湿疹、皮膚炎、もちろん手荒れにも使用できる万能薬…と個人的に思っております。
こちらの担当は…
阪神漢方研究所付属クリニックの管理薬剤師、福田裕子先生
紫雲膏をつくる過程で、ニオイが衣服や持ち物についてしまう…ということで、しっかりと防御!!(笑)
荷物はビニール袋の中へ、エプロンをつけて、頭には三角巾を!
中には、シャワーキャップをご持参いただいている方も
(準備万端すぎる~ 笑)
お鍋(中央)に火入れ!
胡麻油を熱していきますよ~
左から、
当帰(とうき)、紫根(しこん)という生薬と
ミツロウを入れていきます。
まずは 当帰(とうき)
取り出した後に 紫根(しこん)
こちらで、朱く色づいていきます
最後にミツロウを!
それぞれに油の適温があり、詳しく説明くださいました!
とりわければ、朱く染まった『紫雲膏』の出来上がり!
こうして出来た紫雲膏は、市販のものより ゴマ油の匂いが少なく、ピュア感(純度)も高い気がするので、私的には、本当に 助かります。
左:今回作成のもの
右:市販のもの(トン脂が入っていました)
(もちろん、市販のものでも 効き目はバッチリです!)
講座の最後には、皆さんの日ごろの疑問や漢方のカゼ薬についての質問が多くありました。
現場で、漢方に触れている先生ならではのお答えがたくさん!
こんな場合は、この漢方!に納得です!
受講者さまの感想です。
★とても勉強になり楽しかったです。
ありがとうございました。また今回のような漢方&手軽に作れるもののイベントには参加したいです。
(豊岡市:ちかりん さま)
★以前、漢方薬局で買い、使ったことがあったので興味がありました。
また参加したいです。漢方薬の勉強にもなりました。ありがとうございました。
(神戸市:T.T さま)
★薬というより食品のような感じで安心しました。思ったより、やさしい香りと使い心地で、作り方もシンプルで、まずは使うことから摂りいれたいと思いました。
お薬は薬局でも手に入りますが、自分たちで実際につくってみるという行為を通じて、漢方の世界がぐっと身近になりました。この実感が、このイベントでの大きな発見です。(大阪市:アンドウ さま)
皆さま、ありがとうございました!
なお、こちらのワークショップは年明け
1月19日(土)にも実施予定です。
興味のある方は、スケジュールあけておいてくださいね
なお、講師の福田先生ご勤務のクリニックはこちら!
(私も以前、働いていました~)
無料相談もされているようですよ~
東洋医学のかかりつけ医をお持ちでない方は、一度足を運んでみてください。
雰囲気、香り、空間などなど
とっても漢方チックなクリニックです~(笑)
(そりゃ、専門だものね… 当たり前ですね。)
ホームページはこちら!
↓
https://hansiniseikyo.or.jp/iryo/hknpo.html
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。多謝!