七十二候 日本の四季薬膳 「 第四候:土脉潤起 つちのしょううるおいおこる 」
二十四節気では「立春」から「雨水」へと移りました。
雨水とは、降る雪が雨に変わり山の雪、氷が解けだすころのこと。
農耕の準備をはじめるころとされています。
土脉潤起は、雨水のはじめの七十二候「初候」です。
おおよそ、
新暦の2月18日~23日頃まで。
「 土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる )」
降っていた雪が、春の暖かな雨に変わり、冷たく固くなっていた土が潤う。
実際には、北国では雪も降っていますが、
植物たちが芽吹きはじめ、潤った土が雪の合間から見える光景。
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土が潤い、芽吹く季節。
硬かったものがやわらぎ、ふわりと開いていく。
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる )」
土が春の雨で潤い
固かったものが、ふわりと広がるイメージ。
厳しさが、柔らかみをおびていく…
そんな姿は
まさに 春キャベツを連想させませんか?
ふんわりした葉は、この時季ならではのやわらかさ。
葉の巻きがゆるく、みずみずしさがあります。
まさに、春の土のように。
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この春キャベツのふわっとゆるい状態が よいのよ…
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食べることは、自然のリズムに寄り添うこと。
シンプルが一番おいしいから…
千切りで
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蒸して…
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春の空気を感じながら、ゆっくり味わいたい。
キャベツについては、
「健胃(けんい)」と言って、
胃を丈夫な状態に保ったり、働きを正常にしてくれる。
「補五臓(ほごぞう)」
肝・心・脾・肺・腎すべての働きを高め、元気にしてくれる。
「清熱(せいねつ)」
余分な熱をさます。
なんといっても、胃腸にやさしい食材なんです。
栄養学的にビタミンUが淡色野菜の中では一番多くて、胃の粘膜を保護し、修復する作用に働きます。
ビタミンUの別名は、「キャベジン」です。
そう。
あのキャベジンですね。
このお薬も、キャベツの胃粘膜修復作用に着目し開発されました。
※ 公式サイトより、お写真をお借りしています。
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四方を海で囲まれた島に住んでいる私たちは、常に湿気気味。
身体の中も、湿気ているところが弱くなりがちです。
つまり、消化器系。
胃腸を快適な状態にしておくことは、とても大事なんです。
だから。
キャベジン!?
いや。
キャベツ!!
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ぜひ、春の
ふんわり、しゃりしゃりキャベツを味わってみてくださいね。
安心してください。
食前の
「新キャベ」も
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液体の
「液キャベ」も
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あなたの胃腸のためにひかえておりますから。
※上記お写真につきましては、公式ホームページよりお借りしています。
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