七十二候 日本の四季薬膳 「 第六候:草木萌動 そうもくめばえいずる 」
二十四節気では「雨水」 。
雨水とは、降る雪が雨に変わり山の雪、氷が解けだすころのこと。
農耕の準備をはじめる時期とされています。
おおよそ、
新暦の3月01日~04日頃まで。
「 第六候:草木萌動 そうもくめばえいずる 」
だんだんと春めいて
小さな命が一斉に芽吹きはじめます。
そうそう、この薄緑の加減が
いかにも春…をおもわせます。
静かに
でも、少しずつ
確実に春が近づいている
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「 草木萌動 (そうもくめばえいずる) 」
暦に
「草」「木」の言葉がはいると
いよいよ春がやってくるぞ…と嬉しくなります。
まだまだ冷たい風は吹きますが
それでも、静かにしっかりとやってくる季節のうつろい。
私が好きな植物があります。
「ミツマタ」
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広葉樹の低木で高さは1~3m。
幹は株立ち状になり、枝が必ず三つ叉状に分かれるのが特徴で、枝が横に広がる樹形。
花期は3~4月。
花が球状に集まった黄色の頭花を枝先につけて、
下向きに咲かせ甘い芳香を放ちます。
花の色は 地味な灰黄色ですが、
暖かくなるにつれて黄金色に変わります。よく観察すると小花が寄り添って咲いています。
外側が白くて。
内側が黄色い。
本当に可愛くて。
でも、幹はしっかりしていて
その樹皮は皮は和紙や紙幣の原料として用いられるそうです。
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群生地は幻想的です。
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さて、
ようやく春の訪れとなりますが、身体はどのように変化するでしょうか?
実は薬膳でもちいられている五行説では
地球上のあらゆるものが5つのグループ(木、火、土、金、水)に分けらて、それぞれ影響をしながら存在しているとしています。
人間の身体、心もこの地球の自然と同じように変化する…と考えられています。
春は「木」、「肝」のグループになります。
「木」…
72候の “草木萌動 ” からも連想されるように、草木が芽吹き おひさまの光の方向へとエネルギーを伸ばしていきます。
このエネルギー
つまり、
「氣(き)」が身体のなかでうまく巡っていないと精神や気持ちが安定せずに
落ち込みやすくなり、ため息が多くなります。
ゆえに、「肝」が活発に働く春は、精神状態が不安定になりやすい季節でもあるのです。
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春の 食材選びのポイントのひとつとして
「氣の巡りをよくすること」があげられます。
食材としては
・みかん等の柑橘類
・春菊、三つ葉、せり、セロリ、大葉、パセリ等の香り野菜
・玉ねぎ、ピーマン、らっきょ、えんどう豆
そして、
丁度、ミツマタとよく似たものがありました。
・ジャスミン
こちらも「氣(き)」
つまり、エネルギーの滞りをとりのぞき、巡りをよくしてくれる食材のひとつ。
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ぜひ
美味しいジャスミン茶で、ほっと一息ついてみてください。
「ジャスミンの花茶」
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「ジャスミンの工芸茶」
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もっともスタンダードな
茶葉を使用の
「ジャスミン茶」
氣を巡らせる作用が期待できる ほかにも
・リラックス効果
お茶と一緒にアロマを感じて 身体が温まり、リラックス効果が得られます。
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ジャスミン茶の香りには女性ホルモンを正常に導くといわれています。
生理痛や月経前症候群、更年期の症状にお悩みの方にもおすすめです。
今回は
「ジャスミン茶」で、ほっと一息。
のびやかに…
下記も 参考までに
(過去記事)
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春の 気持ちの高ぶりからくる 眠れないあなたに… 新緑の季節に ゆるっと のびのび リラックス
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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