七十二候 日本の四季薬膳 「 第十四候:鴻雁北 こうがんかえる 」
二十四節気では「清明」です。
空が青く澄み渡る頃。
現在は七十二候にあわせ、ブログを更新中です。
「 第十四候:鴻雁北 こうがんかえる 」
おおよそ、
新暦の4月09日~4月14日頃まで。
冬鳥の雁(がん)が北へ帰っていく頃です。
前回のつばめとは入れかわりに、日本で冬を過ごした雁(がん)が北のシベリア地域へとかえっていきます。
本日もおこしくださり
ありがとうございます。
いつもブログをご覧くださり感謝しています。
「 鴻雁北 ( こうがんかえる ) 」
ひとつ前の暦では
つばめ が やってきた… だったのですが
今度は雁(がん)が北へ仲間とともに帰ります。
雁(がん)とは 渡り鳥のこと。
空をV字編隊で飛びながら
また 北の地へと旅立っていくわけですが、
この Vの字になって飛行するのは、
前を飛ぶ仲間の気流に乗ることが出来るからで、みんなが少ない力で飛ぶことが可能なんだそうです。
さらに、
先頭と一番後ろに力のある雁を配置し、メスや小さな子どもの雁を間に挟んで守っているそうです。
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群れをなして飛ぶ姿が強い絆をイメージさせるということで、
雁は家紋にも起用されていて、
戦国時代の 織田五大将のうちのひとり、柴田勝家が使用していたことでも有名です。
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※こちらのお写真は戦国武将サイトよりお借りしております。
この時期は少し寂しさが残りますね。
冬をともに過ごしたものが去り、
新しい季節が訪れる期待とともに、何かを見送るような気持ちもありますね。
ちょうど新学期の時期でもあります。
そんな「鴻雁北」の季節にふさわしい食材としておすすめなのが
「アスパラガス」
まっすぐ空を目指して地面から力強く伸びる姿を、北へ帰る羽ばたきの力強さとかけてみました。
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鮮やかな緑色は、
春の訪れと活力を、食卓に彩りを添えてくれます。
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春のアスパラガスは、柔らかくて甘みがあり、旬の恵みを存分に感じられるのではないでしょうか?
(旬は春から初夏にかけて)
薬膳でも
消化器系の働きを高めて、食欲を増進させることで 元気を補います。
余分な熱をとり、喉の渇きを和らげてくれます。
アスパラガスを使った料理は、
さっと茹でてサラダにしたり、グリルで香ばしく焼き上げたりと、楽しむことができます。
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春の風を受けて伸びるアスパラガスは
北へ飛び立つ雁のような まっすぐなエネルギーを感じさせます。
「新しい季節への橋渡し」
╲ NEW! Color /
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空高く飛び立つ雁を見習い…
私たちも、仲間を大切にしながら 新しい一歩を踏み出していくことができれば… と思います。
*このブログは エンタメ的にお楽しみくださいね。
下記も 参考までに
(過去記事)
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モテ大人女子のための 「 ツヤ黒髪 」キープ 髪活におすすめ 薬膳的 に考える 黒い美養食材3つ。
気温上昇の間に 心にとめておきたい身体へのルール ~温めて整える~ 春から夏への季節の合間に
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病気の本質を知り
自ら癒せる人でたくさんにしたい。
漢方・薬膳の世界をもっと身近に。
少し先のミライが笑顔でありますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!